瞬間、空気が変わったのが分かった。
彼の白い指先がはっきりとした意思をもって自分に向けられる。
それは何かの形を創っているようだった。

その奥にはあの目映い金色。


『綺麗なのにな。隠すなんて勿体ねぇ…』

死ぬかもしれない、殺されるかもしれない自分の口からは
何故だか分からないけどそんな間の抜けた感想じみた言葉が零れていた。


ただぼんやりと自分に向けられた指先を見ているとその指先からフ、と力が抜けたように見えた。


そしてそのままゆっくりと彼の狐面に添えられ、上方にずらす様に面が動く。
決して晒されることはなかっただろうその面の奥。
目映い金色の隙間から覗かれたのは空とも海ともとれる澄んだ蒼。


『がっかり…は…させないでね?
奈良家嫡男、奈良シカマル』


『!』

『上等じゃねぇの』

僅かな噴煙と供に現れた少年の瞳はもうあの金色を映すことはできなかった。
それでも少年、シカマルは満足そうに…そして何かを含んだように不適に笑う。



『子供は諦めってヤツが悪ぃからな。覚悟しとけよ』


先日日記で妄想していたスレたナルのスレ鹿スレ鳴です。
+九尾とか書いてたのに九尾出てません…じ、次回作では必ず…できれば…
勿論九尾はオリジナル設定で描きますよ〜
もうちょっとしたらちゃんとした設定ページ創るのでそれまではある日の日記を参考にして頂ければ…
スレたナルでは2パターン構想してるんですけどこっちは一応シカナルになる予定です。
もう1パターンは完璧シカ片思いっつか総受けになる予定だし…
まぁウチの基本形シカナルはバカップルですがこっちはシカ→ナル風味というか報われない?シカになりそうです。
まぁこれから色々妄想していくんでかなり未定な部分は多いんですけどね;
ここまでお付き合いくださいまして有難うゴザイマシタ!!
不慣れな描き方してすんません!!暗部捏造楽しいっすvv

[PR]動画